OCLCアクセシビリティに関する声明文
改訂日:2024年12月17日
OCLCは、インクルーシブデザインおよびその一環としてすべての人が利用およびアクセスできる製品に向け取り組んでいます。
私たちはW3Cの「Webコンテンツアクセシビリティガイドライン」(WCAG 2.2ガイドライン)のレベルAAに準拠することに重点を置き、製品のアクセシビリティ向上に努めています。
特長および主な機能
2020年の本番リリースでインターフェースがモダン化され大幅に更新されたことで、ユーザーは以下の操作が可能になりました。
- スクリーンリーダーを使用して大半の画面内容を音声読み上げする。
- コンテンツを損なうことなく、最大200%まで拡大表示できる。
- コンテンツや機能を損なうことなく、デバイスや向きを変更できる。
- キーボードや音声認識ソフトウェアなどの支援技術を利用して操作できる。
支援技術を利用すると、2020年以前に登場した成熟したインターフェースを使うユーザーは、インターフェースの知覚性、操作性、理解をサポートする機能にギャップを感じるかもしれません。
WorldCat Discoveryなどの高度なカスタマイズが可能なインターフェースを持つサービスに定期購読しているお客様は、Accessibility Insights for Webなどのツールを使用して色の選択をテストすることが推奨されます。
カスタマーサポート
現在のお客様で、回避策を試したにもかかわらず、支援技術やアダプティブ技術を備えたOCLCサービスの利用にお困りの場合は、 お住まいの地域のサポートにお問い合わせください。
継続的な取り組み
OCLCはアクセスビリティに対して次のような多面的なアプローチで取り組んでいます。
- 定期的なアクセシビリティ評価
- 従業員に対するトレーニング機会の強化
- 製品開発全体でアクセシビリティの意識と知識を向上
- OCLC製品のデザインとテクノロジー面で、アセクシビリティの向上の進捗を確認。
法規制のコンプライアンス
私たちはWCAG 2.2 Level AAへの適合、および以下の地域を含む法規制に対してグローバルに取り組んでいます。
- 米国の障害を持つアメリカ人法(2024年4月の司法省によるADA Title II規制の改訂を含む)およびリハビリテーション法の第504条および第508条
- 英国の平等法および公共部門のアクセシビリティ規制
- 欧州アクセシビリティ法および EN 301 549のICT製品およびサービスに関するアクセシビリティ要件
- カナダ:オンタリオ州の障害者のためのアクセシビリティ法(AODA)
評価方法
OCLCは、私たちのサービスを利用するすべてのユーザーをサポートすることをお約束します。アクセシビリティは私たちの製品の設計および開発時における指針となる原則です。開発中の各機能は、本番リリース前にさまざまなツールを使用してチェックされます。これらのチェックには、キーボードのみの操作、ブラウザのズーム、OCLC開発プロセスに統合されたAxe-core自動化テスト、Accessibility Insights for Webおよびその他のブラウザのプラグイン、スクリーンリーダーのVoiceOver、JAWS、NVDAを利用した手動レビューなどが含まれます。モバイルアプリのテストは、iOSデバイスではVoiceOverを、AndroidデバイスではTalkBackを使用して行われます。
適合性レポート
適合性レポートには、主要なユーザーワークフローや全体的なサービスを支えるビューやページの効果が示されています。このレポートは、WCAG2.2レベルAおよびAA、ADAセクション508第3、5、6章、EN301 549第4、9、12章への適合性を対象としています。第5、6、7、10章に関してはレポート内で正当性が提示されています。
適合性レポートの監査では以下のツールを使用します。
- Chromeブラウザ用のAccessibility Insights評価ツール
- WAVE:Chromeブラウザ用の評価ツール
- VoiceOverスクリーンリーダー:Apple Safariを搭載したAppleプラットフォーム用
- WebAim:コントラストチェッカー
- 手動のコードレビューと一般的な製品知識
現在のお客様および検討中のお客様は、以下より適合性レポートをご請求いただけます。
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